セブ島日本人補習校について

学校長挨拶

新型コロナウイルスの影響について
私がこの文章を書いている2020年5月27日です。後世に非常に大きなインパクトを持って語り継がれるであろうコロナウイルスの渦中、「強化されたコミュニティ隔離措置」が発令されて約2ヶ月が経過しています。
セブに於ける日本人子女教育約100年の歴史上特筆される非常事態です。

20世紀初頭に創設されたセブ日本人学校が太平洋戦争によって日本人コミュニティ共々失われた歴史とともに2020年のコロナ禍は生徒、保護者、講師、運営委員ら補習校関係者の胸に深く刻まれる事になると思います。

3月14日から休校し、現時点では再開の目処は立っていません。

しかし、私たちは戦争によって潰えた日本人学校が40年後、補習校と名称や形態は変わっても児童のために日本人としてのアイデンティティを培うたうために一握りの保護者の努力により復活した事実を知っています。

厳しくも辛い日々ではありますが、生徒たちが教室で友達や講師に再会する日が来ます。

その日を心待ちに一日一日を大切に過ごしていきましょう。

学校長 蝶谷正明

ご入学、ご編入の皆様へ「補習校へようこそ!!」

セブ日本人補習授業校へのお子さんのご入学、ご編入おめでとうございます。
日本語を身につけ、日本の教科書を使って学習し、更には日本の文化に触れることができる、セブで唯一の場がここセブ日本人補習授業校です。

元セブ駐在官事務所の岡島領事の調査では既に戦前、セブの地には三百余名の日本人社会が存在し、日本人学校まであったことが分かっています。
80年以上前、現在とは比べ物にならない状況下、海外に雄飛した在留邦人が、自分の子どもたちの教育に強い関心を持ち、心血を注いでいた状況がうかがえ、胸を打ちます。

残念ながら、不幸な戦争のため、このコミュニティと学校は壊滅してしまいました。 しかし、戦争の傷跡も癒え、日本の経済成長とともに新たな日本人社会が誕生、親たちは先人と同じ教育への情熱を子どもたちに注ぎ込むことになりました。

1983年、有志が集まり、個人のお宅を借りたわずか数人のささやかな、しかし希望に満ちたセブ日本人補習授業校が産声を上げたのです。 セブの地にあって、日本語と日本文化に触れ、日本人としてのアイデンティティをしっかり持ったお子さんに成長していただきたいと我々関係者一同願っております。

多様な環境の子どもたちが集っています。教育に関する保護者の考えも様々です。その中で補習校が週一回、3時間という限られた中で講師一同がいかに情熱を注いでも限度があることはご了解いただきたいのです。

ご家庭の協力無しにはお子さんに十分な学習環境を与えることは不可能です。補習校講師、運営委員会、PTAが三位一体となり足りない部分を補い、意見を交換し、子どもたのために手を取り合っていこうではありませんか。

イベントの様子の写真です。

補習校とは

日本文部科学省の位置付けは

『在留地の現地校に通学する、義務教育相当の一時滞在の邦人子女に対して、現地校の休日にあたる土曜日や平日の放課後を利用して、小・中学校の一部の教科について授業を行う定時制の教育施設である。』としている。

又、日本の義務教育課程に準拠する国語教育のため、日本語能力は必須とする。
しかしながら、近年の在留邦人の意識と形態の多様化に伴い、補習校の位置付けは、在外に住む邦人子女に対する教育施設へと、政策理念が移行している。

一般的に、現地の日本人会等が母体となって設立され、関係者からなる運営委員会によって管理・運営が行われ、私立学校ならびにNPOの性格を持つ。

平成22(2010)年4月15日現在、全世界で補習校は201校設置されている。(日本人学校は88校)

セブ日本人補習授業校の運営

学校運営委員会が補習校を統括し、運営責任を持つ。 
文部科学省は、補習校への入学資格について、学校運営委員会の裁量としている。 
校長は、運営委員会が推薦し、日本人会理事会で承認する。推薦された校長が日本人会理事でない場合は、推薦理事になって頂く。 
(2011年10月選出方法を変更)2005年11月に副校長を置く。(2008年4月に、副校長は廃止) 
保護者会(PTA)が協力関係にある。 
校務・学務の実務は、運営委員会より選任、校長から委嘱契約された講師が担っている。 
講師は志願者から運営委員会が選任するが、一般に教職経験を有していない。(一部有する) 
講師はクラスを受け持ち学校運営に直接関わる常勤講師と、常勤講師が休む場合にクラス授業のみを担当する非常勤講師があり、任務は業務分掌化されている。 
2009年度より、事務職の業務については業務分掌に明記している。

セブ日本人補習授業校の財政

通年の運営資金は入学金・授業料・補助金(外務省)が主であり、財政体質は脆弱である。 
この他に、海外子女教育振興財団より、毎年学校設備・器材の購入助成がある。 
しかしながら、補習校の規模で在籍数が40人を超えると中規模補習校とみなされて、従来の助成金がカットされる通達もあり、こう言った助成や寄付に頼らない補習校としての財政の健全化、独立採算化を求められつつある状況になっている。 
上記の状況を踏まえて2002年10月から、教材費として月150ペソの徴収をPTAの承認の元に開始する。 

2002年10月から、諸般の事情変化から、在外学校向けの団体傷害保険に、全校児童生徒・常勤講師が加入する。 

2003年前期より、従来無料で配布していた国支給の教科書移送費を実費徴収する事になる。但し暫定的に補習校通学者は無料、補習校外の児童・生徒から徴収の措置とする。 

2004年度から傷害保険料、PTA会費を毎月の徴収に改める。(徴収総額は同じ) 

2005年4月から学校経費徴収額(入学金を含む)の全面改定を行い、毎月の徴収額は一人当たり1070ペソとなる。なお、新規に施設費の項目を設ける。 

2007年4月から授業料改定に伴い、毎月の徴収額は一人当たり1300ペソとなる。別に学校障害保険料(年額1440ペソ)を4月に一括徴収する。

2009年4月から政府助成金が大幅カットされる(65%カット)との通達に対応して授業料を改定し、教材費及び施設維持費を含む 毎月の徴収額は1950~2100ペソ 
(会員区分により施設利用料が違う。)となる。 また現金での納入は、損金事故防止のため、毎月第一土曜日のみ受付となる。 

2010年度、傷害保険料の種類を変更し、徴収額は年額270ペソとなる。 

2010年5月から、PTA会費も一括徴収となる。(年額600ペソ) 
補習校へ通学する児童生徒二人目以降の負担を軽減するために、2013年6月より、「第二子25%、第三子以降35%」の授業料減額を実施する。

所在地と連絡先

住所:M. L. Quezon Ave, Mandaue City, 6014 Cebu, フィリピン
TEL: 032-343-8066 FAX: 032-343-7663
TEL: 0906-306-2582(日本語)
Eメール:info@ja-cebu.com もしくは、cebu_hoshuko@gmail.com

補習校見学希望の方へ

セブ日本人補習授業校を見学希望の方は必ず事前にご連絡ください。生徒の保安、プライバシー保護の観点より、関係者以外は原則として授業中は教室内に立ち入ることはできません。下記のフォームまたはお電話で、見学希望日の3日前までにお願いいたします。予約のない場合は見学はできません。

フォームより下記の情報を入力し送信してください。

  • メールアドレス
  • 見学希望日時
  • 見学者氏名(フルネームでお願いします)
  • 見学者人数
  • 代表者の連絡先電話番号

※見学の際には受付で身分証明書(ID)を提示してください。

入学資格


  • Ⅰ .本校の入学志願者は、次の①と②の両方に該当しなければなりません。なお、保護者が日本人会会員の方以外でも入学できます。
    • ①志願者が日本国籍を有するか、両親のいずれかが日本国籍であること。(認知は問いません)
    • ② 4月2日を基準として、満6歳以上満16歳未満であること。
  • Ⅱ 本校の入学日は年1回、4月2日を基準とした至近の補習日と定めています。
  • Ⅲ 年度途中編入希望子女については以下のように定めています。
    • ① 本邦の学校(小学校・中学校)に在籍していた編入希望者については、面接と学力試験の後、運営委員会の判定により随時の入学が可能です。
    • ② 海外の補習授業校・日本人学校あるいは同等の学校に在籍していた子女は、上記①と同様とし、いずれの場合も面接と学力試験を行います。
    • ③ 5歳以上6歳未満の本邦の幼稚園に在園していた子女に関しては、事情に応じて入学申し込みを受け付けますが、上記①と②と同様とし、面接と学力試験を行います。

入学金ならびに授業料

【入学金/ペソ】

分類入学時の保護者の状況納入額(ペソ)
新規入学者・セブ日本人会・セブ商工会議所会員の子女(注1)3,000
新規入学者・非会員の子女6,000
兄弟姉妹が現在補習校に在籍している者(注2)・セブ日本人会・セブ商工会議所の子女
・非会員の子女
2,000

(注1)セブ日本人会(JAC)及びセブ商工会議所(JCCI)会員の子女とは、入学以前に正会員(総会での議決権を有する者)登録を完了している者のみの子女を示し、 日本人会賛助会員並びにセブ商工会議所協賛会員子女は該当しません。
(注2)兄弟が同時に新規入学される場合の入学金は、一人目が新規入学者、二人目以降は「兄弟姉妹が現在補習校に在籍している者」として取り扱います。

【授業料毎月徴収/ペソ】

区分授業料教材費施設維持費合計
セブ日本人会・セブ商工会議所会員の子女

・第一子
・第二子
・第三子以降
・1,670
・1,250(25%引き)
・1,080(35%引き)
150
150
150
130
130
130
1,950
1,530
1,360
非会員の子女

・第一子
・第二子
・第三子以降
・1,670
・1,250(25%引き)
・1,080(35%引き)
150
150
150
280
280
280
2,100
1,680
1,510

注意事項

  • 本校は年学生をとっていますので、長期間休まれても毎月の授業料、教材費、施設維持費、は納入するようになっております。
  • また、学校障害保険料は年度初めに年額270ペソの一括支払いをお願いしております。保険料は保険の性格上、年度途中で退学されても払い戻しはできません。
  • PTA会費(一家族当たり)は年度初めに年額600ペソの一括支払いをお願いしております。
  • 一度納入された経費は、いかなる理由でもお返しいたしません。
  • 年度途中で退学の場合、それまでの未納分と届け出のあった月の授業料、教材費、施設維持費は納入するようになっております。退学の届け出がない場合は納入の義務が生じますのでご注意願います。
  • 3ヶ月以上の授業料滞納は、校則により退学処分となりますのでご注意ください。なお、退学の場合も未納分の支払い義務は生じます。

Cebu Japanese School Enrollment and Tuition Fees

Enrollment Fees (Not refundable)

StatusStatus of Parent or GuardianEnrollment Fees
New StudentsFull Member of JACI / JCCI3,000
New StudentsNon Member of JACI / JCCI6,000
Students with sibling already enrolled in CJS・Students with sibling already enrolled in CJS
・Non Member of JACI / JCCI
2,000

Tuition Fees to pay Monthly

Advance payments will be refunded in case of Student withdrawal

Discounts are rounded down to the nearest ten Pesos

StatusTuitionTeaching material expenseFacilities expenseTotal
Children of
member
of JACI / JCCI

・First child
・Second child
・Third child on and after
1,670
1,250(25%off)
1,080(35%off)
150
150
150
130
130
130
1,950
1,530
1,360
Children of
Non-member
of JACI / JCCI

・Firstchild
・Secondchild
・Third child on and after
1,670
1,250(25%off)
1,080(35%off)
150
150
150
280
280
280
2,100
1,680
1,510

Yearly Accident Insurance FeePhp 270.- 
Non Refundable

Yearly PTA Membership FeePhp 600.- 
Non Refundable

※Please note that a notification of withdrawal must be given to the CJS, otherwise you will have to continue paying for the monthly school fees.If withdrawal during the school year, you must pay all unpaid monthly school fees.

※Please note that 3 month of unpaid school fees will result in expulsion from the CJS in accordance with the CJS rules as well as all unpaid fees still need to be paid in full.

授業料の支払い方法

  • ①現金での納付: 現金での納付は、毎月第1土曜日の午前9時から午後2時(第1土曜日が休校の場合は、第2土曜日)のみ取り扱うものとし、これ以外の日時は受け付けない。
  • ②銀行口座に入金: 補習校の口座に入金し、「預金証明」を補習校に提出する。(随時受付)取扱銀行、口座、および振込み用紙等詳細については追ってご案内します。
  • ③ 小切手: 小切手による支払い。(随時受付)

上記にともない、現金による授業料納付は、毎月第1土曜日のみ取り扱いとなります。 第1土曜日に納付できなかった方は、お手数ですが最寄の銀行で、補習校の銀行口座にご入金いただくか、小切手による支払いをお願いします。

補習校通学の注意

☆児童・生徒の送迎は、保護者もしくは責任ある成人が必ず一緒について補習校教室内まで行ってください。ビル入り口や、エレベーター乗り場などで児童・生徒を送迎しないでください。(この注意が守られずに、児童・生徒が教室内に至る間に生じた事故等に対して、補習校はいかなる責任も持ちません)

☆ 例外として、児童・生徒が単独で通学する場合は、都度、事前に補習校に届けて、了承を得てください。 (補習校の了解を得たあるいは得ていないどちらの場合でも、児童・生徒が教室内に至る間に生じた事故等に対して、補習校はいかなる責任も持ちません)


Regulations of going to school

☆ The guardian or an accountable adult must accompany the student into the classroom. Do not leave the student in the building entrance and the elevator terminal. If you do not comply with these regulations, the school doesn’t have any liability for the accident that might happen before the student enters the classroom.

☆ Exceptionally, please contact the school, and obtain the approval of the school beforehand when the child or the student goes to school alone.(It is also in this case, the school doesn’t have any liability for any accidents that might occur before the student enters the classroom.)

セブ日本人補習校連絡先

※ 大使館からの安全情報からの経緯で会員の安全保護から一時的に住所と地図は非表示にさせていただいております

CEBU JAPANESE SCHOOL セブ日本人補習授業校 

Tel: +63-32-343-8066 Fax: +63-32-343-7663
EMail:cebu_hoshuko@hotmail.com 
日本人対応:月・金曜日 9:00~15:00

沿革

1983年4月 
セブ日本人会が母体となって、セブ補習校が正式に発足する。
(セブ日本人会の発足は1982年4月で、会員数40人ほどであった。) 発足時は,幼稚部7人、小学部6人、講師2人の規模だった。

1991年 
セブ市にセブ日本人会・セブ商工会議所と共同で専用事務所を開設し、恒常的な教室を確保する。
(それまでは、個人宅あるいは修道院などを転々としていた。) 

1998年 
教室を隣に拡張する。(2倍以上の面積となる。) 

2002年7月 
日本人会・商工会議所と共にマンダウエ市の現在地に移転。 
(占有面積は以前と比較して4分の3となる。) 

2002年10月 
校名を 『セブ日本人補習授業校』 と改称する。 

2002年11月 
帰国子女小学生6クラス、中学生1クラス、日本語クラス4クラスの、計11クラス編成を行い、補習の強化と明快化を進める。 

2003年4月 
補習校の学年度と会計年度を、従来の1月~12月から、本邦と同様の4月~3月に変更した。 

2003年4月~5月 
現地校夏休みを利用して、日本語未熟者を対象に 『日本語学習サマー・スク ール』 が毎週月、水、金の2時間の日程で、計48時間開かれた。 

2004年 
2004年度より中学部を修了した成績優秀者を、日本語クラスの講師補助として採用するインターン制度を発足させる。2004年度は2名。 

2004年度 
4月と10月の年2回の入学日を4月のみに変更する。(途中入学者の場合、本邦の学校に在籍した転入者のみ可能とする。) 

2004年4月 
新入学者は過去最大の13名となり、この結果、5月末現在で在籍者数は過去最大の62名となる。(クラスは小学部6クラス、中学部1クラス、日本語クラス4クラス) 

2004年度 
『日本語学習サマー・スクール 』 は5月に3クラスを開講し、各クラス合計24時間開かれた。 

2004年度 
MJS(マニラ日本人学校)巡回指導授業が年1回から4回に変更された。 

2004年度 
海外子女財団の教育援助事業校に選ばれ、講師研修ならびにインターネット授業をMJSの協力の元に行った。 

2004年7月 
補習校創設20周年記念誌を刊行する。 

2004年3月 
教室を拡張し、4月入学者は過去最高の33名を数え、日本語クラス2、教科書クラス1のクラス増を行った。 

2006年度 
日本語クラス講師は日本に公募を行い、応募多数の中、有資格者1名が着任した。海外子女財団機関誌10月号に本校の紹介記事が2ページにわたって掲載された。 

2006年度 
MJS(マニラ日本人学校)巡回指導授業が年4回から3回に変更された。 

2007年2月 
PTA臨時総会が開かれ、2007年度から午前教科書クラス、午後日本語クラスの2部制が可決された。 

2007年3月 
在校生の作文集を刊行する。 

2007年度 
学校事務管理を行う事務員を配置した。 

2008年1月 
NHK の「地球ラジオ」という番組で、本校児童2名の作文が紹介された。 

2008年4月 
全校児童生徒数過去最高の105名、教科書クラス(小1~中3)が9クラス(66名)、日本語クラス(B、C、D、E、F、S)が6クラス(39名)の、計15クラスで運営された。(8月には106名となる。) 

2008年度 
スクールボランティア制度が施行され、学習補助を必要とする生徒への授業中のサポート、特別授業などが、無償ボランティアにより行われるようになった。 

2008年9月 
2008年9月より11月の3ヶ月間で、「日本語能力試験JLPT対策講座」が、18時間行われる。(以後、2009年度以降も同様に行われている。) 

2009年度 
6月より、学校事務管理・資金管理全般を行う事務長を配置した。 

2010年度 
学校事務管理、資金管理全般を行う事務長は廃止した。補習校事務管理及び日本人会事務員が兼務となる。 

2011年度 
MJS(マニラ日本人学校)巡回指導授業が年3回から2回に変更された。 

2012年1月 
PTAより文書での承認を得て、2012年度(2012年4月)から午前教科書クラスと午後日本語クラスが午前のみの合同授業となった。 

2012年度 
現地校の夏休みに『夏期講習』が開講された。(2013年度も同様に行われた。) 

2013年5月 
編入生の増加により、児童生徒数が105名となり、教育環境改善のため、6月より補習校と同じビル3階の日系組織より、教室を借用することとなる。 

2013年8月 
全校児童生徒数が過去最高の113名となる。 

2013年 
セブ日本人補習授業校創立30周年で、運動会記念Tシャツを作成する。(児童生徒デザインで30周年のロゴ入り)