日比交流セブ盆踊り大会
盆踊りの意義と想い
日比文化交流の促進
セブ盆踊り大会は、フィリピンと日本の文化的なつながりを深める重要なイベントです。 多くのフィリピン人が日本文化に関心を寄せ、毎年数多くの来場者が訪れることで、両国間の理解と交流が促進されています。
地域社会への貢献
盆踊り大会は、セブ市の貧困層の子どもたちに新しい経験と活躍の場を提供しています。 イベントを通じて、地域の子どもたちに希望と機会を与える場となっています。
環境問題への取り組み
2016年からは、盆踊り大会でゴミの分別やリサイクルの重要性が広く発信され、 環境保護活動の一環としても役割を果たしています。 参加者に対して環境意識を高める啓もう活動が行われており、イベントは持続可能な社会づくりにも貢献しています。
地域と国際社会の絆の象徴
盆踊りはセブで「Bon Odori」として広く知られており、 地元の人々にとっても日本文化に触れる大切な機会となっています。
盆踊り大会は、単なる伝統的な行事を超え、文化交流や地域貢献、環境保護、 そして希望の象徴としての意義を持ち、セブに欠かせない存在となっています。


セブ盆踊りの成り立ち
2014年、日比交流委員会の主催により、セブ盆踊り大会がスタートしました。初回から予想を大きく上回る、11,000人の来場を記録し、 フィリピン人の日本に対する関心の高さを知ることができました。回を重ねるたびに来場者数、規模を拡大し、第3回2016年より、日本人会が主催となり開催を続けてきました。
2017年には33,000人の来場者数を記録し、フィリピン最大の日比交流イベントとなりました。2019年には「日本の静と動」を表現した、桜祭りを開催。翌2020年には、再び盆踊りとしての開催を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染症の蔓延により、中止を余儀なくされました。
セブでは既に「Bon Odori」という言葉が、認知されており、多くのフィリピン人か開催を心待ちにしています。さらに、2014年には盆踊りの開催が、日比の文化的なつながりを深め、市内の貧困層の子どもたちに活躍の機会を与えたこと、2016年には、ゴミの分別の重要性を発信したことなどが評価され、セブ市より表彰を受けています。
盆踊りは単なるイベントではなく、環境問題の啓もう、日比の文化交流を深めるために、セブになくてはならないものとなっています。

過去の盆踊り大会
2014年から2024年
【2014年】
8月8日・9日に Aboitiz Soccer Field(マンダウエ市、セブ島)で第一回目を開催。動員 約 11,000人。
【2015年】
8月7日・8日に D’ Family Park Talamban(セブ市タランバン)にて二回目を開催。動員 約 18,000人。
【2016年】
この年から Japanese Association of Cebu(JAC)が主催となり、 場所はSugbo Grounds (South Road Properties)(SRP、セブ市)で三回目を開催。動員 約 22,000人。
【2017年】
5月27・28日に Sugbo Grounds (SRP) にて四回目を開催。記録的に動員 約 33,000人。
【2018年】
4月28・29日に JCentre Mall Field(マンダウエ市、セブ島)裏手フィールドにて五回目を開催。動員 約 15,000人。
【2023年】
5月6・7日に Puregold Open Lot (North Reclamation Area)(マンダウエ市、NR エリア)にて復活開催。動員 約 20,000人以上。
【2025年】
5月24・25日に同じく North Reclamation Area(マンダウエ市)で八回目を開催。動員 約 22,000人。
【2026年】
会場・月は未公表ですが、開催決定済みです。
新聞掲載 / Published in Newspaper





社会貢献活動 / Social Contribution Activities
盆踊り会場に入るためには、少額ですが入場料がかかるため、会場内で日本文化を体験できない貧困層の子どもたちもいます。そんな子どもたちのために、会場外でも日本からの演者による日本文化体験の場を提供しています。








エコ活動 / Eco-activities
セブ日本人会主催盆踊り大会では、毎年エコステーションを設置し、ゴミの分別やリサイクル活動に取り組んでいます。また、イベント中にゴミ拾いの時間を設け「来た時よりも美しく」という日本の文化を伝えています。






戦没者慰霊 / Memorial service
そもそも盆踊りとは、お盆の時期にお迎えしたご先祖様の霊をもてなし、一緒に過ごして送り出す行事です。日本人もフィリピン人もみんなが楽しく輪になって、平和に現代の世を生きている姿を、この地で亡くなった全ての魂に見ていただくことが、ひとつの慰霊の形になるのではないかと考えています。








