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セブ島日本人会の皆様へ、早川 諒 [セブ島通信3月号]

セブ島日本人会の皆様へ、早川 諒 [セブ島通信3月号]

セブ島日本人会の皆様へ

昨年度より推薦理事となり、本年度より正式に理事を務めさせて頂く事になりました

早川 諒と申します。

現在36歳なので、現在の日本人会役員の中では、同い年の斉藤理事と並び最年少理事となります。

【セブ島での事業】

会社経営と講演家をしています。

会社はセブ島と日本とオーストラリアに拠点を持っています。セブ島での主な事業は、①日本人留学生向けの英語学校、②フィリピン人向けの日本語学校、③日英中3か国語対応のコールセンターを中心としたBPO事業、となります。セブと日本を合計すると200名ほどのスタッフを抱えています。事務所はCebu CityのBusiness Parkにあります。本年は観光ツアー会社も立上げ予定となっていますので、今後もセブ島に根付いたグループ企業をスタッフたちと共に、創り上げていけたらと思っています。

【セブ島での生活】

セブ島には日本人の妻と2人暮らしですが、近所に父も住んでいます。父は日本で小学校の教諭を務めあげ、定年退職後は日本語学校の先生の資格を取り、日本で外国人の方に日本語を教えていました。僕がセブに日本語学校をやりたい。そう思ったときに父は当時68歳で日本からセブに移住し、一緒に立ち上げてくれたのです。現在も、僕が経営する学校の日本語教師として、教鞭をふるってくれています。家族全員、セブ島が大好きです。

【日本人会理事としての使命】

僕は6年前、知り合いゼロ、英語力ゼロの状態で一人セブ島にやってきました。新天地であるセブは、期待も大きい反面、不安はそれ以上に大きかったことを覚えています。そんな僕がセブを大好きになり長期で仕事と生活をしていきたいと決心させてくれたキッカケの中で最も大きなもの。

それは「人」でした。

セブで出逢った人たち、フィリピン人の方々はもちろんですが、日本人の諸先輩方が、移住当時とても目をかけてくださり、事あるごとにサポートしてくださったことに大きな感動を覚え、異国の地でも、僕ら日本人は孤独ではないと思わせて頂きました。

このように海外に移り住んでも、日本人の持つ和の精神の尊さに、助けられ、支えられて今の僕があります。

まだまだセブでの生活は6年と若輩者ではありますが、今度は僕が、今セブにいらっしゃる日本人の皆さんのお役に少しでも立ちたい。これからセブにいらっしゃる日本人の方のサポートをさせて頂きたい。そうしていくことが、僕を今までセブで支えてくれた諸先輩方への恩返しにも繋がると思っています。

また、30代で幸運にもこのような大役をお任せ頂きましたので、若い世代の方にも、よりセブの魅力を深く知って頂き、世代を超えた、人と人が繋がる架け橋になっていきたいです。

今後とも、ご指導、ご鞭撻の程、何卒よろしくお願い申し上げます。