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「第19回セブ日本語弁論大会」を終えて [セブ島通信3月号]

「第19回セブ日本語弁論大会」を終えて [セブ島通信3月号]

セブ日本人会会長

松田和人

昔から「1月は行く」「2月は逃げる」「3月は去る」と言われておりますように、あっという間に2月も終わろうとしています。コロナ渦という世の中はまだまだ続いておりますが、セブでのロックダウンからもうすぐ1年を迎えようとしています。時は関係なく過ぎていることを痛感しています。最近ではワクチン摂取が世界で進んでいるニュースを見て、少しずついろいろなことが改善していくことを願っています。

セブ日本人会としても、昨年はコロナ渦で対面でのイベントをほとんど行うことができませんでした。その中で今年の「第19回セブ日本語弁論大会」を新しい形で開催することができたことは、とても感激しました。弁論大会の詳細は、今回のセブ島通信内の総括や入賞者のスピーチ原稿、そして

セブ日本人会のホームページ

セブ日本人会のYoutube

https://www.youtube.com/watch?v=o0BZMuMiEX4)

をぜひご覧ください。

今回の弁論大会をどのように行うかは、かなり迷いました。開催に至るまで、毎年、担当いただいている加藤さんとも協議を続けました。マニラでは完全なオンラインでの開催ということも聞いておりましたが、セブではハイブリッド(対面とオンラインとの併用)で行うことにしました。

しかし、例年のように弁論大会を見に来ていただくことはできないため、FacebookとYoutubeでのライブ配信を行うようにしました。また、当日の通信状態等によってオンラインでの弁論が良くない可能性もあるため、事前に録画も準備していただきました。

当日は、スピーチ出場者、来賓である審査員の方々、司会者、スタッフの方々のみ会場に入っていただきました。今回の会場を提供いただいたQQイングリッシュさんの方でも会場内のソーシャルディスタンスを考慮いただき、飛沫防止のアクリル板設置等もしていただきました。

一番、苦労をしていたのがZOOMオンラインスピーチ、会場でのマイクやスピーカーを使ったスピーチ、FacebookとYoutubeでのライブ配信。当日の状況を表現するのがとても難しいのですが、マイクやスピーカーが多くあり音が反響したり、オンラインやライブ配信もそれぞれにパソコンが必要だったりと、専門業者ではないのによくこのような複雑なことができたなとスタッフの方々を尊敬します。

当然、反省点はあるのですが、このようにして新しい形のやり方ができていくのだと実感しました。

スピーチに関しては、年々、発表者のレベルが上がってきていること、参加されている企業様もコンテストに対して力を注いでいただいていることを感じています。審査員として参加させていただきましたが、部門によってはレベルが均衡しているため審査が難しいものもありました。

来年は第20回という記念すべき年になります。今回の関係者の方々とは来年は完全に体面でできるようになるといいなという話をして終わりましたが、早くそのような状況に戻ることを祈るばかりです。

そして、この場を借りてフィリピン本戦(ルソンエリア、ビサヤエリア、ミンダナオエリア)結果を報告します。我々ビサヤエリアから学生部門とオープン部門で優勝者が出たことを誇りに思います。

最後に今回の弁論大会を開催するまで応援や協力いただいた皆様に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

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Category 1   Student Division
1位 Ms.Judith P. Cadampog/University of CEBU
2位 Ms.Jazzrine A. Tagle/University of the Philippines, Diliman
3位 Mr.Daniel John R. Casas/Philippine Nikkei-jin Kai International School in Davao★Special Jury

Category 2   Non-Student Division
1位 Ms.Bab E. Pangan/Philippine General Hospital★Grand Champion
2位 Ms.Charie Lyn L. Malik/Philippine Nikkeijin kai International School in Davao★Outstanding peformance
3位 Mr.Reyhan Q. Orocio/Cebu Mitsumi Incorporated

Category 3   Open Division
1位 Mr.Howell T. Suerte/Cebu Mitsumi Incorporated
2位 Ms.Geri Nicole, A. Pingoy/University of Mindanao
3位 Ms.Jaun Iyah Caryl R. Deza/Accenture Inc

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