セブ島で日本人雇用を守り抜く[セブ島通信1月号]
謹んで新春の祝詞を申し上げます。
昨年は格別なご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
改めて、2020年は多くの方にとって、まさに試練の1年となりました。
私が経営するフィリピン法人AHGS NEXT Incに関しても、今までのメインの事業であった留学学校の運営は3月から止まり、大幅な事業方針の変更を迫られる事態となりました。
現在は、元々もう一つの柱であったBPO事業に完全特化し、今なお多くの日本人・フィリピン人のスタッフたちに支えられて、無事に会社運営が出来ていることに関して、本当に従業員たち一人一人への感謝の想いしかありません。
今後も、引き続きセブ在住を希望される方向けに、セブ島での日本人雇用を守ることに全力で貢献していく覚悟です。もちろん、法務面や労働Visaの取得などすべての問題をクリアにした状態で、これからも健全に雇用と会社運営に努めて参ります。
私自身、3月の時点で日本におり、セブへの帰国予定だった便が欠航となり、その後一度としてセブ島に戻ることが出来ていません。セブの自宅住居の家賃だけを払い続けている状況が続いていますが、今後状況が落ち着き次第、必ずセブに戻ります。
現在は、まだオンライン上でしかセブの皆様とコミュニケーションを取る術がありませんが、微力ながら個人としては遠方からできる最大限のサポートをさせて頂きたいという想いと、現地法人としては引き続き、セブ島に貢献すべく邁進していきたいと思っています。
日本人会会員の皆様も、まずは第一にご自身とご家族の健康にご留意頂き、お過ごし下さい。
2021年が私たち日本人にとって、そしてセブ島にとって、光あふれる1年になると信じて目の前の壁を一つ一つ、乗り越えていきましょう。
本年も何卒、宜しくお願い申し上げます。
セブ日本人会理事
早川 諒