日本でのリスタート[セブ島通信1月号]

日本でのリスタート

櫻井　哲也

　新年明けましておめでとうございます。昨年は新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、大変な年となってしましましたが、今年はセブ日本人会会員の皆様にとって良い一年になることをお祈りしています。

　昨年は、新型コロナウィルスの影響を受けて大きく生活が様変わりしてしまった方も多かったと思います。特に観光業は海外からの観光客がゼロとなってしまい、甚大な被害を受けました。

私もその中の一人で、日本からの観光客が減り、しまいにはゼロとなりセブで生活していくことが困難になりました。ロックダウンが開始された後も、しばらくはセブに残っていましたが、限界をむかえて8月に家族を残し単身で日本に帰国しました。日本では今までとは全く違う職種の仕事でしたが、働きたくても働けないセブより恵まれた環境でした。

　当初は、家族と別れてしばらく生活していく予定でした。しかし、今後の見通しも立たない状況で分かれて生活していくには不安要素が多かった為、家族も日本に呼び寄せて生活することにしました。

新型コロナウィルスの感染拡大が始まってから、最悪は、最悪はと考えていた最悪のケースがずっと続いてきました。今後の生活もどうなるのか全く見当がつかない状況ですが、今は目の前の問題を一つずつクリアしていきたいと思います。今年はとにかくポジティブ思考でこんな状況だからこそこんな状況を楽しみたいと思います。

本年もどうぞ宜しくお願い致します。