日本からフィリピン国内への入国ビザ申請について [セブ島通信9月号]
日本人会理事 斉藤淳
8月5日前後からからフィリピンに家族(夫・妻・子供)を持つ方の入国においても、入国ビザが必要になりました。
私(理事の斉藤)はちょうどセブ島へ帰国しようとしていたため、このビザの申請を行いましたので、もし現在日本におり、フィリピンへ帰国を検討している方のご参考になればと思い、書かせていただきます。
注意:8月31日時点の内容を書いております。現在は変更されている場合があります。在日フィリピン大使館にご確認ください。
まずフィリピン領事館にメールで問い合わせたところ、日本語の窓口から英語の窓口へ案内され、英語で再度やり取りをしました。その後、以下の必要書類をまとめてから、六本木にあるフィリピン大使館の領事部へ訪問予約をするように指示がありました。
■短期ビザ取得の必要書類
1.滞在日数+6カ月以上の有効期限があるパスポート原本とデータページ(顔写真部分のページ)のコピー
2.記入済み非移民ビザ申請用紙(申請者本人が署名をすること)
3.パスポート申請用サイズまたはビザ申請用紙の写真添付部分に収まるサイズのカラー写真(3カ月以内に撮影されたもの)
4.フィリピン国籍者との婚姻、親子関係を証明する書類と、そのフィリピン国籍者の国籍を証明する書類(例:出生証明書、婚姻証明書、フィリピン旅券など)
5.フィリピン国籍者(配偶者または親)からの身元保証書
6.航空券予約証明書/日程表のコピー(最大乗客受入数によりフィリピンへ入国が出来ない場合があります。)
7.フィリピンの隔離施設の仮予約証明書
8.COVID-19検査の仮予約 (航空会社と調整)
実際手続きをして知ったポイントをいくつかご紹介します。
1,書類は全てA4サイズ指定です。Marrige Cirtificationの元々のサイズがA4ではないですが、とにかくすべてA4にするように指定がありましたので、予めそうしておきましょう。2,配偶者のパスポートコピーも必要になります。
3,仮に結婚証明書がない場合も、お子様の出生証明書やその他の書類があれば通る可能性があるようです。
4,フィリピン大使館HPからダウンロードできる、身元保証書は配偶者側のサインが必要なので、PDFで構わないので行って頂き、持ち込む必要があります。
なお、近くに麻布公民館がありますので、コピーやスキャンはそこで行えます。
■短期ビザの申請方法
・窓口(予約制)
・郵送(日本の公証役場での公証が必要です)
窓口以外も郵送も可能なのうですが、こちらはどのように行うかはわかりません。
なお、ビザの発給には通常5営業日、急ぎの場合は3営業日(追加料金)かかるといわれました。
私は予約した当日に全ての書類を提出することができ、無事1週間後にVISAをもらうことができました。ただし!まだ入国が確定しているわけではありません。最後はフィリピン国内でのイミグレーションが待っております。
9月5日のフィリピン航空で帰国します。ちゃんとたどり着けるといいのですが・・・
どのぐらいこの状態が続くかわかりませんが、もし年内にフィリピンへ帰国を検討されている方はご参考にして頂ければと思います。