
セブ日本人会の第17代会長に就任させていただきました松田和人(マツダカズヒト)と申します。 このたび2020年より会長職を預かるところとなり、光栄に感じております。
私は2013年よりセブに来て7年ほどになります。今回、会長という大役を引き受けるにあたり、まだセブへ来て7年ほどの新参者の私で務まるのかという迷いもありましたが、いろいろな方からの助言もいただき、何かお役に立てることができればと思い、決断いたしました。
フィリピンで生活するようになって、日本とフィリピン両面から双方を比較して考えてみることが増えました。日本は昨年、令和という新しい時代を迎えました。そしてフィリピンも年々、着実に変容し続ける姿を目の当たりにしており、他国を知って自国を鑑みることは大切だと感じております。今このセブで生活させていただいていることを始めとし、日本人会の職に就いたことで何かできることがないかということを常に考えていきます。これからの時代、情報が飛び交い、多くの意味で変化が激しくなると予想されます。これまで先達が築かれてきた轍を乱すことなく踏襲しつつ、新しいことにも挑戦できれば幸いです。
時代によって日本人会に求められることは変わってくると思いますが、基本的に大切なことは、海外で生活している日本人同士がコミュニケーションを絶やさず、助け合うことだと確信しております。今の世の中、情報の多くはインターネットで入手することはできますが、人を介さずインプットするだけでは限られた部分しか得られてないのではないかと思います。フェイストゥフェイスの交流が日本人会を通じて潤滑にできるようになる事こそが存在意義だと思いますし、そこから海外で生活する日本人同士の助け合いや信頼が生まれてくればと切に願います。
一人の力では微力ですが、今回の理事は若手もたくさん揃いました。そして応援してくださる会員さんも多くいらっしゃいます。先輩方、若い方、リタイアされた方やビジネスマンなど、そして会員のご家族様が織々に交流していただける機会が増えていく活動が何かを考え、実践してまいります。
また、セブにあるセブ日本人商工会議所様をはじめとするいろいろな団体とも協力し、セブ日本人コミュニティを構築していきたいと思います。
セブ日本人会が会員様の皆様にとって少しでも何かのお役にたてる存在となるため、理事のメンバーと力を合わせてがんばる所存ですので、どうぞよろしくお願いいたします。
これから皆様と日比両国にとりまして、今より良くなっていくことを祈念いたしまして、挨拶とさせていただきます。
セブ日本人会
会長 松田和人