
観光客や、留学生だけでなく、セブ島在住の日本人ですら被害にあってしまう、スリや詐欺の情報を共有。 危険な地区、危険な行動を知ることによって、未然に被害を防ぎましょう。
睡眠薬を使った詐欺
留学生や旅行客に被害が増えている、睡眠薬を使った詐欺。 セブの中でも最も被害報告が多いのが、マンゴースクエアーのバー。 意外にも、声をかけてくるのはイギリス人を名乗る白人が多いようです。 奢ってもらった飲み物の中に、睡眠薬は入っており、そのまま意識をなくしてしまいます。目が覚めると、ホテルの一室で隣には、洋服を破られたフィリピン人女性が・・・。 こうなったら、もうどうすることもできません。 女性が警察に通報し、そのまま逮捕となってしまいます。 釈放されるためには、優秀な弁護士と、多額の保釈金が必要になることがあります。
<注意事項> ・知らない人からもらった飲み物は、絶対飲んではいけません! ・クラブでは、自分の飲み物に常に注意しましょう!(知らないうちに自分のグラスに薬を入れられるケースもあります) ・マンゴー等の繁華街に行く際には、充分に注意して単独の行動は極力控えましょう!
トランプ詐欺
再三の注意を促しても、被害者の数が減らない「トランプ詐欺」 主な手口か下記のようなものです。
(1)旅行者等がショッピング・モールや繁華街を散策中、地元の者と思われる人物(老若男女を問わず、一人とも限らない。比較的こぎれいな身なりをしている場合が多い。)から、「近く、家族が日本へ留学するので日本の事情について教えてほしい」、「知り合いが日本に興味を持っている」などと声を掛けられる。
(2)声を掛けてきた人物は、付近のファーストフード店やコーヒーショップなどでしばらく会話をした後、頃合いを見計らって、例えば「家族にも話を聞かせてやってほしい」、「自宅に日本語で記載されたものがあるが、何が書いてあるのか説明してほしい」などと言って、自宅と称する場所へタクシーやジープニー(乗合自動車)で連れて行く。なお、移動中は絶えず話しかけられることから、土地勘のない被害者が移動経路を覚えることは非常に難しい。
(3)自宅と称する場所に着くと、家族等が温かく出迎えてくれて、説明が一通り終わると、そのお礼にと言って食事等の歓待を受ける。その後、トランプ遊びを誘われ、手ほどきを受けていると「これから知人の金持ちが来ることになったので、一緒にその金持ちをカモにしてやろう」などと持ちかけられ、トランプ賭博をせざるを得ない状況になる。
(4)当初は指示どおりに賭けていると勝ち続けるが、相手がこれが最後だと言う言葉につられ、賭けに応じると、あっという間に負け込んでしまい、多額の支払を迫られる。
(5)最終的には持ち合わせた金品を全て巻き上げられたり、クレジット・カード等を使ってキャッシングを強要される(当然、自宅と称する場所に居る家族、後から来た知人も「トランプ賭博詐欺」の一味であることがほとんど。)。 最近の「トランプ賭博詐欺」の被害事例は次のとおりです。
(1)セブ島を訪れた日本人旅行者(以下、「被害者」という。)は、ショッピング・センターで中年のフィリピン人夫婦らしい男女2人組から「我々の娘が近く日本に旅行に行くので日本の最近の事情を教えてほしい」と喫茶店に誘われた。
(2)その後、「聞いた話は大変参考になるので、自宅の娘に、直接、話をして貰えると有り難い。自宅は近く、すぐ終わるのでお願いしたい」と懇願された。
(3)軽い気持ちで承諾し、タクシーにて「自宅」に着くと娘が出てきて、説明を開始、その後、食事を用意したので、お礼として食べてほしいと食事を共にする。そこに、身内でカジノで働いていると称する人物が現れ、食後にトランプゲーム(ブラックジャックというゲームが多い。)の遊び方を教えてあげると否応なく誘われた。
(4)最初は娘と二人のチームに入れられ、勝ち方を指導してくれたこともあり、ゲームに勝つことが多かったが、その後、中国系のお金持ちと称する人物が現れ、ゲームに参加、大金を一度に掛け始めたため、被害者は自分は止めると申し入れるが、止めさせてくれず、ゲームを継続した。
(5)最終的に被害者は数千米ドルを負けたが、手元には少しの米ドルしかなく、残りはクレジット・カードでお金を引き出すよう強要され、グループの一味が同行し、銀行にて引き出して、支払を行った。
<注意事項>
(1)見知らぬ人物から誘われても安易に応じないこと(加害者は言葉巧みに、まず喫茶店に誘い、その後、打ち解けてから自宅に招くことが多い。)。
(2)特に日本語で話しかけてきたり、親族が日本へ旅行するので、日本の事情を教えてほしいと油断を誘うケースがあるので、警戒すること。
iPhoneの盗難
日常的に耳にする、iPhoneの被害。 最近よく聞くのが、SM周辺でグループによる犯行。 女性の主犯格がおり、既に何度も逮捕されているようですが、現在もなお犯行を繰り返しているようです。 被害者の中には、彼女の家まで行き、取り戻したという方もいましたが、危険ですので、まずは警察に相談しましょう。 被害が最も多いのは、こちらもマンゴースクエア内のクラブ。 基本的に、どんな場所でも、ポケットや口の空いたバックにiPhoneを入れておくことはやめましょう!
マニラ空港などでの恐喝事件
フィリピンのマニラ空港(ニノイ・アキノ国際空港)で、渡航者のかばんの中に銃弾が相次いで見つかる事件が発生しています。 空港職員によって手荷物に銃弾を紛れ込まされる手口で、乗客は口止め料を恐喝されており、邦人も被害にあっています。 そのため「フィリピンに旅行する人はかばんをビニールラップで巻くように」と海外掲示板でアドバイスされています。 ラップ以外にも、南京錠をかけるなどの対策をお勧めします。 マニラ経由でセブに入る方が、手荷物の管理に十分気を付けてください。
知らずに食べちゃうかも!!危険な魚たち
フィッシュマーケットに並ぶ、カラフルな魚たち。 「マーケットに売ってるんだから大丈夫」と思って、食べてしまうと危険なことがあります。 アオブダイやハコフグ、貝類にも危険なものがあります。知らない魚介類を食べるときには、充分注意してから食べましょう!特に自分で釣ったり捕ったりしたものは、口にする前にしっかり調べましょう!
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