セブ島通信 Vol.171 2019年07月号へ戻る

セブ日本人会懇親会の報告

セブ日本人会   藤岡頼光

5 月 11 日と 6 月 8 日にセブ日 本人会主催で懇親会が行われま した。 懇親会は少しでも会員さんの 声を聞いてセブ日本人会の活動 に生かしていこうと思い始めて います。第 1 回と、第 2 回は落 語家の柳家東三楼師匠をお招き して行われました。 第 1 回目はセブ日本人会事務 所で、第 2 回目はITパークに あるQQEnglishのホール で行われたので報告いたします。 柳家東三楼師匠は落語の名門 柳家一門の真打でなんと、第 71 回文化庁芸術祭、大衆芸能部門 の新人賞を最年少で受賞されています。将来の人間国宝とも言 われている方です。 今回はセブ島の日本の名人芸 が聞けるので、たくさんの会員 さんに集まっていただきまし た。 5 月 11 日に行われた第 1 回目 は、「いくよもち」という名作で、 柳家東三楼師匠が新人賞を取っ た演目でもあります。初回は新 しくセブ領事官事務所の所長に 赴任された渡邉さまにもお越し 頂くことができました。セブに 到着してすぐに奥様と一緒に参 加してくださったのです。忙し いスケジュールの中、セブ日本人会会員との交流の場を作って くださいました。落語を聞くだ けなく、新しい所長とお話がで きとても有意義な時間を過ごす ことができたと思います。 6 月 8 日に行われた第 2 回目 は、柳家東三楼師匠に英語でも 落語を行って頂けたので、フィ リピン人の参加者も多くありま した。なんと120名ほどが集 まったのです。演目は英語で行 われた「ZOO」と、英語の字 幕が付いた「ときそば」でした。 日本人だけでなくフィリピン人 の参加者にも楽しんで頂けたの です。初めて落語を聞いたフィ リピン人もたくさんいたので素 晴らしい文化交流になったと思 います。 柳家東三楼師匠はたまたまセ ブ島に語学留学に来られていました。秋から行うアメリカ進出 の為に英語の特訓にいらしてい たのです。日本の落語を英語で 世界に広めていこうとなさって います。今回、ご厚意でセブ日 本人会の懇親会に参加して頂き ました。 実は英語で行われた「ZOO」 は柳家東三楼師匠がセブ島留学 中にフィリピン人の先生と一緒 に作ったオリジナルです。落語 の名作「動物園」が元になって いますが、ストーリーはフィリ ピンに合わせてできていていま す。柳家東三楼師匠はアメリカ でも「ZOO」を講演なさるそ うです。 今回はセブに住むたくさんの 日本人、そしてフィリピンの人 たちにセブで生まれた「ZOO」 を聞いてもらえたので感慨深いです。まさにメイドインセブの 落語をセブで聞くことができた のです。 今回は初めて落語を聞いた方 も多くいました。日本でも有名 な柳家東三楼師匠の本格的な落 語と、セブで生まれた英語の落 語を聞くことができて、セブ日 本人会の会員さんだけでなく、 フィリピン人を含めたいろいろ な方に喜んでいただくことがで きたと思っています。 セブ日本人会は1982年に 設立された歴史ある会です。セ ブに住む日本人が海外で安全に 生活できるように会員相互の親 睦と日本とフィリピンの友好親 善を目的に作られています。 懇親会は今年から新しく始め た試みですが、毎月 1 回これか らもいろいろな企画を考えて続 けていこうと思っています。

セブ島通信 Vol.171 2019年07月号へ戻る